盛夏の候 皆様には日頃よりPTA活動に多大なるご協力とご支援を賜り厚く御礼申し上げます。
昨年度に引き続き、山口県公立高等学校PTA連合会会長を拝命いたしました、山口中央高等学校PTA前会長(現顧問)の中村二朗でございます。昨年度同様、皆様とともに高P連を盛り上げていけたらと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
また、コロナ禍において医療従事者や新型コロナウィルス感染防止対策などご尽力されていらっしゃる保護者の方々に対しまして、この紙面をお借りして感謝申し上げます。
この数か月コロナウィルスの感染者数はわずかながら減少傾向にあり、少しずつではありますが日常生活を取り戻してきており、今年3年ぶりに高P連の総会を各校1名に限定でありますが開催いたしました。また、7月にはPTA中四国大会愛媛大会を、8月にはPTA全国大会石川大会が開催予定となっております。
学校生活においても、感染対策を講じながらも各種行事や部活動の各種大会が行われ生徒たちの頑張る姿が見られ大変うれしく思います。高校3年生にとっては、この2年間自粛続きだったため、最後の1年間は楽しい思い出をつくって欲しいものです。
さて、光丘高校が光高校へ再編統合され、40年の歴史の幕を閉じました。これは今後、生徒数が減少することが見込まれるための措置でした。また今年度、生徒の多様な生活スタイルや学習ニーズに応えるため、3部制の定時制・通信制の単位制高校として、山口市小郡に山口松風館高校が開校されました。これらは、15年後の受験生が現在より約3,000人減少する試算が出ており、高校教育の質の確保・向上を図るための措置であります。
そのため山口県は、未来を切り開いていく、郷土に誇りと愛着を持ち、地域社会に貢献する人材を育成し、特色ある学校づくりを目指していくため、全公立高校のコミュニティ・スクールを設置しており、高校はテーマ型コミュニティ・スクールを推進していますが、まだまだ十分な機能は果たしていない状況となっています。我々PTAも学校や地域と連携し、子どもたちの将来のためにも皆様のご協力が必要なため、積極的なご参加をお願い致します。
また、例年通り高P連として、11月ごろに県教委に要望書を提出しております。そのため9月末を目処に各単位PTAに、学校内での改善点・要望を各地区の常任委員を通じて提出していただく様お願いをしております。全てが要望通りにはならないとは思いますが、皆様の声をしっかり県教委にお届けいたしますので、よろしくお願いします。
山口県公立高等学校PTA連合会では「PTAは子どもたちの応援団」をモットーに活動しています。これまでは、「コロナ禍だからできない」状況でしたが、今後は「コロナ禍でもできる事」を模索しこれまでの歴史ある活動をバージョンアップし、子どもたちが楽しい高校生活を送れる様、高P連といたしましても各単位PTAは勿論のこと関係諸団体と連携して参りますので、改めましてご理解ご協力をよろしくお願いいたします。