組織について|会長挨拶

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ごあいさつ

会長写真
山口県公立高等学校
PTA連合会
会長 板谷 正

 秋冷の候、会員の皆様におかれましては、益々ご健勝のこととお喜び申し上げます。平素より山口県公立高等学校PTA連合会の活動に、ご理解、ご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
また昨年度は、第59回中国・四国地区高等学校PTA連合会大会 山口大会の開催におきまして、会員の皆様のご協力により盛会に実施できましたことを改めて心から感謝申し上げます。

 さて、昨年度の本会報紙におきましてご挨拶させていただきました通り、本来でありましたら昨年度いっぱいで本会会長職を退任する予定でありましたが、中国・四国地区高等学校PTA連合会内での諸般の事情から、本年度も引き続き本会の会長を務めさせていただくこととなりましたことをご報告いたしますとともに、本年度もよろしくお願い申し上げます
 本年は明治改元150年という節目の年を迎えております。山口県は維新胎動の地であり、封建社会から近代国家へと大きな歩みを進めた、志士たちの熱い思いが脈々と流れている地であります。
150年前、我が国の方向性が大きく変わったのが明治維新でありますが、私たちが暮らす現代におきましても社会構造は目まぐるしく、加速度的に変化しております。

 最近よく「Society 5.0」という言葉を耳にすることがあると思います。「Society」とは何か。直訳すれば「社会」となりますが、その後に5.0という数字が付いているところがよく理解ができないのではないでしょうか。
 簡単に説明しますと「Society 1.0」が狩猟社会、「Society 2.0」が農耕社会、「Society 3.0」が工業社会、「Society 4.0」が情報社会、この「Society 4.0」が現実の社会というところになりますが、「Society 5.0」とはサイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を、AI(人工知能)等を用い高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の新たな超スマート社会として、我が国の目指すべき未来社会の姿として提唱されております。
 我が国を含め世界を取り巻く環境は大きな変革期にあると言えます。これまでの社会では、経済や組織といったシステムが優先され、個々の能力などに応じ個人の受ける物やサービスに格差が生じている面がありましたが、「Society 5.0」ではビッグデーターを踏まえたAIやロボットが今まで人間が行ってきた作業や調整を代行・支援するため、日々の煩雑で不得手な作業から解放され、快適で質の高い生活が送れる社会にはなりますが、反面で決してAIやロボットに支配され、監視される未来であってはならないのです。
 「Society 5.0」において子供達には、「文章や情報を正確に読み解きするチカラ」や、「科学的に思考・吟味し活用するチカラ」、「価値を見つけ生み出す感性とチカラ」や「好奇心」、「探究心」が求められ、新たな社会を牽引するためには、「技術革新や価値創造の源となる飛躍知を発見・創造する人材」、「技術革新と社会課題をつなげ、プラットホームを創造する人材」、「様々な分野においてAIやデーターのチカラを最大限活用し展開できる人材」が必要となります。

こうした中、文部科学省も「公正に個別最適化された学び」を実現する多様な学習機会と場の提供や、基礎的読解力、数学的思考力などの基礎的な学力や情報活用能力をすめての児童生徒が習得、文理分団からの脱却等、様々なリーディングプロジュエクトを勧められております。その中の一つに、地域の良さを学びコミュニティを支える人材の育成として、高校と地元市町村・高等教育機関・企業・医療介護施設・農林水産業等のコンソーシアムを構築し、探究的な学び等を通じ、地域関する産業や文化等に関する特色ある科目(観光学)を必ず履修させるなど、生徒が「やりたいこと」を見つけられる教育機関への転換も掲げられております。
 これからの社会を、チカラ強く生き抜いていかなければならない子供達の未来は、私たちが生まれ育ってきた環境からは予測もつかない領域へと社会全体が大きく変化していくことでしょう。そんな混沌とした時代であるがこそ、学校と家庭が一体となり確かなチカラをつけた子供達を社会に送り出していく必要があると考えます。

 本年も子供達の未来へ繋がる活動を目的とし、会長としての職を全力で努めてまいりますので、よろしくお願い申し上げます。

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