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西部地区

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主幹校 下関中等教育学校
発表者 下関南高等学校PTA副会長
小野田 久美子 氏

学校の沿革

 明治24年4月、養治小学校に設置された補習科を前身として、赤間関(あかまがせき)市立赤間関女子裁縫補習学校、赤間関裁縫補習女学校、下関実業補習女学校を経て、明治38年4月に下関市立下関高等女学校として本校の歴史が始まり、今年で108年目を迎えます。

 昭和3年、県立に移管。昭和24年に下関南高等学校と改称。翌25 年には下関西高等学校に再編統合。昭和29 年に下関南高として独立。その際、体育科授業等の関係で新しい西高は男子校、新しい南高は女子校として再出発することになりました。

 平成15年に、単位制を導入するとともに、50数年ぶりに男子生徒を受け入れ、現在に至っています。

学校紹介

 今年度の全校生徒は477名(うち男子生徒は94名)です。いわゆる進学重視型単位制高校で、特に3年次から、多くの選択科目から進路希望に合わせた履修を行うようになっています。また、英語、数学では少人数指導を実施しています。ほとんどの生徒が、大学などの上級学校への進学を目指し、日々の授業や部活動にまじめに取り組んでいます。放課後も多くの生徒が学校に残って自習しています。

 進路指導部では「学びの自立に向けて『3年間を見通した、能力・適性に応じた、進路意識を高める』進路指導の実践」を目標に掲げ、体系的できめ細かな指導を心がけています。また、総合的な学習の時間等を活用した取組も充実しています。その結果、最近5年間の4年制大学への進学率は65〜70%、国公立大学への進学率も30%を超える成果を残しています。

 学校行事は生徒の自主性を重んじ生徒主体で取り組んでおり、そのことがクラスや学校の連帯感を生み出しています。

 また、梅光学院大学との『高大連携授業』は7年目を迎えました。今年度も夏季休業中に8日間、梅大の先生を講師に90分の英語の授業を計16コマ、梅大を会場として実施する予定です。

具体的な活動として

 4月の新年度役員案の検討から1年間が始まります。

 5月のPTA総会は平日の午後に設定しました。出席率は20%でした。

 同じく5月の3年生の保護者対象の進路ガイダンスでは、例年9割近い保護者が参加します。

 6月の文化祭の南高祭では、昨年度は餅つきを行いました。今年はふく鍋を行う予定です。 7月には九州大学への研修視察を予定しています。

 9月の体育大会では、毎年ジュースやかき氷を販売しています。

 2月には、1、2年生の進路意識を高めるため、PTA進路講演会を開催します。進路指導部の先生方が中心となって企画運営に当たられますが、PTAも協力しています。

 以上が、本校PTA活動の1年間です。 南高PTAは、PTAとしては特別な活動は何もしていませんが、子どもたちの声にできるだけ耳を傾け、これからも学校と力を合わせて子どもたちを支えていきたいと思います。

 この発表を機に、PTAとして、気持ちを新たに、学校、生徒と一層の協力体制を強めていきたいと思います。

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