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東部地区

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主幹校 岩国工業高校
発表者 岩国総合高校PTA会長 的場 敏氏

学校の沿革

本校は、県内の急速な生徒増に対応して、昭和51年4月に、全日制の普通科高校、山口県立岩陽高等学校として新設開校されました。その後、平成12年4月に総合学科に移行し、校名もそれに合わせて山口県立岩国総合高等学校と改められました。

校訓は岩陽高校では「誠実・創造・協力」が掲げられていましたが、総合学科へ移行するに当たり、キャリヤ教育の目標でもある「自立」に改められました。総合学科への移行に当たっては、学科・校名・校旗・スクールカラー・校訓・教育目標と学校の根幹の多くが改められ、全く違った学校を目指して再スタートを切りました。
現在355名の生徒が学んでいます。

学校紹介

新たに設定された教育目標は、校訓の「自立」の具体化を目指して、
「たくましく生きる力の育成」
「個性豊かに生きる力の育成」
「心豊かに生きる力の育成」
という三つの「生きる力の育成」です。
岩国総合高校の特色は大きく二つあり、その内の一つが92に及ぶ幅広い選択科目の設定です。このため、1年次よりガイダンスの時間を数多く設定し、進路希望を踏まえた科目選択となるよう指導を図っています。二つめは、各種の体験活動を設定していることであり、自ら体験して学ぶということを目指しています。

「自分だけの時間割」

興味・関心、進路に応じて、「国際・芸術系列」「人間・文化系列」「自然・環境系列」「情報・経営系列」「スポーツ・健康系列」「生活・福祉系列」の6つの系列を軸に一人一人個性的な時間割設定を行います。
系列群は(1)から(3)まであり、系列群(3)は科目によって、2年次のみ・3年次のみ、2・3年共修とパターンが分かれています。授業によっては10人以下のものもあり、きめ細かな指導が可能となっています。また、資格取得に直結した科目も選択できるようになっています。

進路の実現に向けて、1年次の「産業社会と人間」では、総合学科の基礎となる内容を学びます。「産業社会と人間」この授業では、座学だけでなく、各種の体験活動を通じて、自己理解・コミュニケーション能力の育成から、進路に向けての意識付けなど、幅広い内容に取り組んでいます。また、外部講師の招聘、あるいは見学会などの校外での活動と、多角的に見聞を深めることができるように工夫されています。 講演会やWise Person21を活用して、2・3年次では1年次での学習を受けて、進路学習や研修活動を重ねながら、最終的に課題研究という形で総まとめを行うことになります。この課題研究の成果については、毎年1月頃に発表大会を 開催しています。

岩国総合高校PTA活動について

岩国総合高校PTA活動の組織
クラス選出委員、地区別選出委員で役員会が構成され、その選出委員がそれぞれ、「総務委員」、「進路委員」、「生徒指導委員」、「保健委員」の四つの専門委員会に所属して活動されている。

《具体的な活動として》
総務委員は他校の文化祭にあたる「総合際」において、カレーハウスを企画・出店する等、準備の段階から当日まで総務委員が中心的活動をされている。また、PTA有志による合唱を発表された。
進路委員は進路指導部と連携して活動されている。年に一度、進学・就職を意識して秋に進路の知見を深めるために学校や工場見学などの研修旅行を企画・実施されている。
生徒指導委員は、夜間の補導巡視や青少年育成推進大会への参加など、学校や地域と連携した活動を数多く行われている。活動は四つの委員会の中で最多である。
保健委員は、学校安全委員会に参加する等、生徒の健康・安全に関わる活動をされており、健康上の様々な注意点などについて学校医の先生から教わっておられる。
その他、多くの方に公開授業に来てもらおうとPTAからも声をかけているとのことである。

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